東武伊勢崎線は1899年に開業した浅草から伊勢崎を結ぶ路線です。東武鉄道で最初に開業された路線で北千住〜久喜間が先行開業しました。その後一部区間の開業が重ねられ1910年に伊勢崎まで区間を延ばし全線が開業されました。路線距離は114.5kmとJRを除く鉄道路線では最長距離であり、途中の北千住〜北越谷間は私鉄最長距離の18.9kmの複々線区間となっています。特急スペーシア、りょうもうなどの特急列車、日光・会津方面を結ぶ快速列車、主要駅を結ぶ区間急行・区間準急列車、地下鉄直通列車と多数の種別の列車が運行されています。1962年に営団地下鉄日比谷線(現:東京メトロ)と相互直通運転を開始し、更に2003年から営団地下鉄半蔵門線(現:東京メトロ)と相互直通運転を開始しました。この2路線の直通運転開始により中目黒と渋谷・中央林間方面が結ばれました。2012年に業平橋駅はとうきょうスカイツリー駅に名称変更され、旧業平橋駅地上ホーム跡に新東京タワーである東京スカイツリーが建設されました。駅周辺では東京スカイツリータウンが開業されています。同時に浅草・押上〜東武動物公園間で「東武スカイツリーライン」という愛称が導入されました。2006年からワンマン化が実施され太田〜伊勢崎間、2013年から館林〜太田間の一部列車で実施されています。 |